[わびとさび]

「わびとさび」本当の意味を知っていますか?先日裏千家のお茶会に、ぱぱさんは誘われて、勉強してきましたよ!!
侘びとは、「不完全なこと」寂とは「朽ちていくこと」なのだそうです。
不完全なものが朽ちてく、ここに美しさがあるというのです。どうです?素敵でしょう!完全なものにならなくたっていいんですよ。衰えてもいいんですよ。それが美しいと千利休は語っているのです。逆にいえば、完全で朽ちないものは美しくないというのです。いいね。悟ってるね。利休ちゃん。
ぱぱさんは完全な保育者ではありません。日々、「やりすぎた」とか、「やればよかった」とか悩んでしまいます。で、年齢が年齢ですから日々、衰えていっています。まあ、老眼が進んで不便で困っています。しかし、いいんですよ。

子どもが卒園とか入園とか、卒業とか入学とか、節目節目になると、私たち大人は、何故か、「卒園までに○○だけは出来るようにしなければならない」と焦ってしまいがちになるものですが、本当はそんなことはいらないのではないかと思います。不完全が素敵なのですから、胸を張って堂々と、次の新しい環境へ、信じてまかせて待つ、心を持つものでありたいです。
きれいなお花

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