[ズボラ派保育]
0.1.2歳の甘えん坊さんは、お父さんお母さんとの「ふれあい遊び」が大好きです。でも、いつも体操のお兄さんのように、シャキッと音楽に合わせて踊って歌っての「ふれあい遊び」ばかりでは疲れてしまいますよね。そこで「こんなふれあい方もありますよ」といったご紹介をいたします。名付けて、料理研究家の奥薗さんパクリの「ナマクラ流ズボラ派保育」!
大人(保育士)は、こんな感じで寝そべっております。
で、大人は自分の股の間にお子さんを柔らかく挟みます。そして「(股から)出られるかな?出ることができたら力持ちだよ!」と声掛けします。お分かりの通り、大人は相当手抜きをしていますが、子どもは遊んでもらってると勘違い?して、楽しく抜け出そうとします。この時大切なのは、挟み込む力をその子の要求に応じてちょちょっと加減してやることですね。最後は抜け出られて「子どもの勝ち!」とならないと大変なことになりますから...大人としては、この加減を見つける楽しみもあります。
恐らくは、日頃このように肌と肌を密着させて楽しむような経験の多くないお子さんが、大喜びするのかもしれませんが、保育園では何回も何回も求めてきています。やってもらいたいお子さんが複数の場合は、自然に「待つ」ことを覚える体験にもなっています。実は、保育園では保育士が股だけでなく両腕も使って挟んで、3人の子どもを同時に楽しませています。くんずほぐれつといった感じになって汗鼻水よだれくしゃみ攻撃を受けます(笑)が、いずれにせよ、寝っ転がってダラダラと遊んでおります。
デメリットとしては、お迎えに来た保護者が、寝っ転がってゴロゴロしている私たちを見て、怠惰な保育をしている?と勘違いされる可能性があることでしょうか...ともあれ、大人と子どもの関係が常に緊張の関係であるよりも、時にこのようにズボラに楽しめることがあった方が、自然で良いようにも思う今日この頃です。